12/19 クリスマスファミリー礼拝メッセージ

「すべての人を照らす光」 ヨハネ1:1~5 マタイ1:18~23

クリスマスおめでとうございます。
先程、ここにろうそくが点されました。アドベントに一本ずつろうそくが点されてきましたが、ついに今日は4本のろうそくに灯が点り、待ちに待ったクリスマスを迎えました。このろうそくは、暗いこの世に、神の独り子であられる、イエス・キリストが、「まことの光」としてこの地上に来て下さったことを表しています。
 そして、この地上に来て下くださったイエス様は、暗い私たちの心の中にも入って下さり、私たちの心を照らしてくださるお方です。

 今日の中心の御言葉は、ヨハネ1:9です。この御言葉をご一緒に読んでみましょう。
「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」
 イエス・キリストが誕生されたのは、今から約二千年前だと言われていますが、その頃のユダヤの国は、暗黒の時代でした。ローマ帝国に支配されていましたから、自由がありませんでした。また、いくら働いても税金として持って行かれてしまいますから、暮らしは楽になりません。また、ローマ帝国の支配の中で、これからどのようになるのか夢も希望もない時代でした。

 今年も一年が終わろうとしていますが、一年間を振り返ると、現在の世界も暗闇に覆われているような気がします。
 先日は、北朝鮮と韓国の間で、ミサイルが撃ち込まれるという、大変な事件が起き、世界を騒がせました。いつ、戦争が起こっても不思議ではない時代を迎えています。
 また、私たちの日本も、尖閣諸島の問題で中国との関係も緊張関係にありますし、100年に一度の経済危機と言われ、就職難で苦しんでいる若者がたくさんいます。
 そして、残念なことに年末を前にしてまた、埼玉県の取手駅で、通り魔殺人事件が起きたと報道されていました。

 しかし、そのような暗闇の中で、救い主であられるイエス・キリストが「世に来てすべての人を照らすのである。」というのがクリスマスのメッセージです。

 先週は、マリアの話しをしましたが、今日読んでいただいたマタイ1:18~23には、ヨセフのことが書かれています。
 この時、ヨセフはマリヤ婚約していました。ヨセフはこれからの結婚生活を考えながら幸せに夢をふくらませていましたにちがいありません。
 ところがそんなとき大変な事が起こったのです。
 婚約をしていたマリアが、まだ、結婚もしていないのに、妊娠をしてしまったのです。
 それは、神様が「聖霊によって」与えられた救い主でしたが、ヨセフはまだそのことを知りませんでした。
 ヨセフはマリヤを本当に愛していましたし、誰よりも信頼していました。ですから、どこまでもマリヤの純潔を信じたかったのです。けれども、マリヤが妊娠したことは日毎に明らかになっていきました。
 ヨセフには、このような時、当時のならわしに従って、2つの方法を取ることが考えられました。
Oその一つはマリヤが姦淫を犯したということを法廷に訴えることです。けれども、も しそんなことをしたらユダヤ人の法律によると、姦淫の罪を犯したものは石で打ち殺 されなければならないということになっていましたので、マリヤは殺されることになって しまいます。そんなことがマリヤを愛するヨセフにできるはずがありません。
Oヨセフには、もう一つの方法を取ることができました。それは、マリヤに離縁状をわ たして「ひそかに縁を切」ることです。
 そして、ヨセフはそうしようと決心しました。

 何ということでしょう。夢にまで見た、マリアとの結婚です。その愛するマリアとの婚約を解消しなければならないなんて・・・。ヨセフの心は、真っ暗になってしまいました。

 しかし、神様は暗闇のどん底に落ちてしまったヨセフに、神様は、永遠に変わることのない「まことの光」を与えてくださいました。
 その光について、二つのことをお話ししたいと思います。

(1)救い主の光
 ヨセフが、マリアと縁を切ろうと決心した時に、天使があらわれてこう言いました。
 マタイ1:20~21をご覧下さい。
「このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」
この時、天使は、イスラエルの民が何百年も待ち望んできた救い主が、マリアのお腹の中におられるということを告げられたのです。
 ヨセフは、この御言葉を聞いた時、自分の願いや考えを神様にお委ねして、この御言葉を信じたのです。
 その時に、ヨセフの心の中に大きな喜びが溢れました。真っ暗な心の中に、光が輝いたのです。そして、ヨセフのマリアに対する疑いも完全に晴れて、二人は結婚することができたのです。

 そして、この時、ヨセフに与えられた光は、世界中の全ての人に与えらる光として、この地上に来られたのです。21節の後半をご覧ください。
「この子は自分の民を罪から救うからである。」と書かれています。
 私たちは、自分の力で罪から救われることはできません。どんなにこれから罪を犯さないように努力をしたとしても、過去に犯した罪はどうすることもできません、また、どんなに努力をして、良い人になろうとしても、完全に悪い心をなくすことはできません。
 そして、私たちの心の中に罪があるなら、いつまでも、私たちは暗闇の中を生活しなければならないのです。そして、どんなに努力をしても、自分の力では、その暗闇から這い上がることはできないのです。
 ところが、神様のもとにおられたイエス様が、そんな私たちのところに、まことの光として来て下さったのです。

 今年忘れられないニュースの一つは、チリのサンホセ鉱山の落盤事故からの奇跡的な救出ではないでしょうか。
 チリの北部にあるサンホセ鉱山の落盤事故で、700メートル下の部屋の中に、33名が70日間閉じ込められました。
 地下700メートルに閉じ込められた彼らは、自分の力ではどうすることも出来ませんでした。彼らの経験も知識も何に役にもたたにかったのです。
 しかし、彼らは地上にいる救助隊が、自分たちを助けてくれると信じたのです。そして、わずかな食糧を少しずつ大切に食べ、苦しみに耐え抜いたのです。
 そして、やがて彼らが生きていることが確認され、救出の準備が行われました。そして、ついにその日がやってきたのです。
 最初に、鉱山の救出専門家が、カプセル「フェニックス」に乗って縦穴を下り、地下に到着し、作業員と抱き合い、握手を交わしました。その時、33名の人達はどんなに嬉しかったことでしょう。
 その救助隊によって救出された作業員33名は、みんな喜びに溢れていました。そして、救出された時、心からの感謝を神様にささげている言葉や祈りの声を聞きました。
 彼らは、暗闇の中で自分の力ではどうすることもできませんでしたが、信じて待っていた時、上から救いの手がのべられたのです。

 これは、クリスマスの出来事によく似ています。
 暗闇の中で、苦しんでどうすることもできなかった、私たちを救うために、天におられた神の子であられる、イエス様が、この地上に来られたのです。それが、クリスマスです。
 イエス様は、わたしたちがどのような暗闇の中にいても、私たちの事を決して忘れられるようなことはありません。そして、自分の力でどうすることも出来ない暗闇の中に閉じ込められていたとしても、天から、私たちの所に降りてきて下さって救ってくださるのです。

 そのことを、イエス・キリストの十字架が一番良く表しています。
 イエス様は、私たちを罪から救うために、この暗黒のこの世に来て下さいました。そして、十字架の死という、一番低い所にまで降りて下さって、私たちの救いの業を、十字架上でイエス様が「成し遂げられた」とおっしゃった通り、救いの業を「成し遂げて」くださったのです。
 このイエス様を、救い主として、心の中にお迎えする時、私たちの暗い心に、まことの光が与えられます。そして、私たちの心の闇は消え去るのです。

(2)インマヌエルの光
マタイ1:22~23をご覧ください。
「このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。」 この『』の御言葉は、イザヤ書7:14の御言葉の引用です。
 この預言が語られのは、イエス様がお生まれになる700年も前のことです。
 イスラエルは、北イスラエルが滅ぼされ、南ユダもいつ敵国アッシリアが攻めてくるかわからない大変な時代でした。そして、イスラエルの人の心は暗くなっていました。
そのような、暗黒の時代に、救い主が来られると約束が与えられたのです。
 そして、このイザヤが預言したとおりに、今から二千年前のクリスマスに、「まことの光」であられる救い主がお生まれになったのです。
 このインマヌエルという言葉は、「神は我々と共におられる」という意味です。まことの光であられるイエス様が、私たちと共におられるなら、私たちの、暗闇は消え去りいつも光の中を歩むことが出るのです。

 昨日、山形刑務所で、クリスマス会が行われました。
 80人位の方が集まられ、20人くらいの刑務官のに監視されながらのクリスマス会でした。
 昔は、200人近くの方々が集まられ、ろうそくを点して、キャンドルサービスなどを行うこともできたのですが、最近は、犯罪が凶悪化して、ろうそくを点したり、個人で声を出すことも許されなくなってきました。
 そのような、暗い刑務所の中でクリスマス礼拝がささげられましたが、このクリスマス礼拝は、暗い刑務所だからこそ、本当に救い主イエス・キリストが「まことの光」として、この地上に来て下さったということを感じる素晴らしいクリスマスでした。

 その礼拝の最後に、原先生が、このクリスマスキャンドルの意味について話して下さいました。
 このクリスマスキャンドルは、暗い私たちの心を照らす「まことの」光です。そして、このろうそくは、イエス様の生涯を表しています。ろうそくは、自分は溶けて小さくなりますが、イエス様も謙遜に神と人とに仕えられ、最後は、私たちの救いのために十字架で命まで捨てて下さいました。
 闇に輝く光、そのイエス様を思い起こしましょう。そして、そのイエス様を心の中にお迎えして、光の中を歩み出しましょう。 

 わたしは、その言葉を聞きながら、本当に、ここに集まっておられる一人一人が、「まことの光」であられるイエス様を心の中にお迎えして、光の中を歩み出すことができますようにと祈らせられられました。

「インマヌエル」「神は我々と共におられる」
イエス様が、私達と共にいてくださるということは、本当に素晴らしいことです。

最後にもう一度、ヨハネ1:9をお読みしましょう。
「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」
 イエス様は、私たちの救いのためにこの地上に来られた「すべての人を照らす光」です。ここに「すべての人を照らす光」と書かれていますから、誰一人漏れることはないのです。

 真っ暗な部屋に、ろうそくを点すと、その暗闇がいっぺんになくなるように、私たちの暗い心の中にイエス・キリストをお迎えする時、私たちの心から暗闇は消え去ります。クリスマス、心の中に救い主をお迎えして、光の中を歩み出しましょう。
 クリスマスおめでとうございます。

今週の礼拝メッセージはこちらからご覧いただけます。↑

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毎週日曜日 16:30〜

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毎週水曜日  10:30〜

 

祈り会(夜)

毎週水曜日  19:30〜

 

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Illustration by c-awase