4月10日(日)〜14日(木)山形なんぶ教会のメンバー2人は、アガペーCGN(淀橋教会)の支援チームに加わり、宮城県の北部の港街、気仙沼に行ってきました。
この街は津波と火災で大きな被害がでたところです。そして、その街にある教会も津波ですべて流されてしまいました。
今回のミッションは気仙沼周辺への支援物資の配布と教会員の家の清掃作業の2つです。
教会は気仙沼聖書第一バプテスト教会です。土台を残し上の建物が流されてしまったので、礼拝をそこですることが出来なくなりました。そこで、教会員の阿部さんの仕事場である愛隣社(印刷所)を当面、チャペルとして使うことになりました。
しかし、愛隣社の建物も裏の河川からの津波で一階が床上1.5mの浸水の被害に遭いました。建物は海水が残して行った泥がたくさんありました。また、30年にわたって築き上げてきた印刷機械(1億円程度)が海水の浸水で使えなくなってしまいました。
大きな衝撃と悲しみの中、しかしそこで礼拝をささげて行こうとする阿部さんの信仰に感動しました。
電気はまだ使えませんが、水道は使えるので、水道水で泥を洗い流す作業が3日間、続きました。(水の脅威を水を持って洗い清めるのは不思議です。ノアの洪水と洗礼の水の対比のようです。)
次回の訪問で、今度はチャペルのスペースを整備します。クリスチャン大工さんが奉仕してくださる予定です。
なお、日本のためお祈りください。お祈りしてまいりましょう。
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