10/2 ファミリー礼拝

「王妃になったエステル」エステル2: 15~18

今日から、三回にわたって、エステルについてお話をします。旧約聖書66巻の中で、書簡の名前として、女性の名前が使われているのは、エステル記のエステルと、ルツ記のルツだけです。 昔は、女性の地位が、今よりずっと低くて、人口調査をする時に、女性の数は入っていませんでした。そんな時代に聖書に名前が書かれているエステルとは、どんな女性だったのでしょうか。 一緒に学んでみましょう。

今日は、「王妃になったエステル」という題でお話をします。

中心の御言葉は17節です。

「王はどの女にもましてエステルを愛し、エステルは娘たちの中で王の厚意と愛に最も恵まれることとなった。王は彼女の頭に王妃の冠を置き、ワシュティに代わる王妃とした。」 

 エステルは、小さな時にお父さんもお母さんも死んでしまいました。そこで、おじさんのモルデカイに育てられました。 モルデカイは、エステルを自分の子どものようにかわいがって育てました。 モルデカイは、ペルシャのお城で、王様の大切な仕事をしていましたが、本当の神様を心から信じていました。 そして、エステルは、モルデカイおじさんから、神様のお話しを聞いて、心から信じていました。やがてエステルは大人になると、心の優しい、とてもきれいなお姉さんになりました。

  これは、ペルシャの王様、クセルクセス王です。 王様は、ある時素晴らしい大パーティーを開きました。王様が支配している国から、大勢の人たちが招かれました。パーティーにはおいしいご馳走が並びました。 王様は、パーティーの途中で、お妃をみんなの前に呼びました。ところが、お妃は、みんなの前に出るのを断ってしまったのです。 そこで、怒った王様は、家来と相談をして、お妃を宮殿から追い出してしまいました。
 ところが、お妃を追い出してしまったクセルクセス王は、だんだん寂しくなってしまいました。 それを見ていた家来たちは「王様、この国には若い娘たちがたくさんいます。国中から特に美しい娘たちをあつめましょう。その中から、王様が一番気に入った娘を選んで、お妃になさったらいかがでしょうか。」と言いました。 王様は、それはとても良い考えだと思って、その通りにすることにしました。

  王様は、国中の美しい女性たちをお城に集めて、その中から、新しいお妃を選ぶ事にしました。娘達は一年間、お妃になるために必用な勉強をして、また、もっと美しくなるために、お化粧をして、きれいな服を着て、王様のところに行く日を待ちました。

 いよいよ、王様のところに行く日がやって来ました。どの人もとてもきれいです。 エステルは、お化粧係の人の言うことを素直に聞いたので、とても気に入れられて、エステルに一番似合う服を着せて、キラキラ光る宝石の首飾りをつけました。

 エステルは、静かに王様の前に行きました。王様は、エステルのことをすっかり気に入ってしまいました。 そして、王様は、心の優しいエステルを、自分のお妃にすることを決めました。エステルは、王様から冠をいただいて、お妃になりました。
このエステルの姿から、2つのことをお話しします。

 

(1)本当の美しさ

  この時、国中から一番美しい人たちが集まってきました。そして、この人達はますますきれいになるように、宮殿で最高の教育を受け、最高のお化粧や、服を身につけたのです。羨ましいですね。 しかし、一番美しい人とは、どんな人でしょうか。それは、神様を信じ、素直に従う人です。

 

 先週、福岡栄光キリスト教会の創立者記念伝道礼拝に行ってきました。お祈りをありがとうございました。 福岡栄光キリスト教会は、24年前に平野七作先生が天に召され、その日を記念して毎年伝道礼拝が行われています。 お年寄りの多い教会ですが、みなさんが、生き生きと光輝いておられました。そして、愛餐会の挨拶を伺いながら、その輝きはイエス様が心の中におられる信仰の輝きだということが伝わってきました。 その礼拝は、子どもと大人の合同礼拝でしたが、お年寄りの多い中で、5人くらいの小学生が出席していました。その中に、大津君という小学生4年生の男の子がいました。大津君は近所の子で、お父さんもお母さんもクリスチャンではありませんが、小さいころお友だちに誘われて、教会に来るようになりました。教会学校でお話しを聞いている内に、神様のこと、イエス様のこと、天国のことがもっと聞きたいと思うようになりました。そして、小学校2年生の時に、はっきりとイエス様を信じたのです。そして、洗礼を受けたいと思うようになりました。そして、お祈りをして牧師先生と一緒にそのことをお父さんとお母さんに話をしました。 すると、「自分で決心をしたことですから、洗礼を授けてください。」と洗礼を受けることを許してくれたのです。そのようなして、大津君は2年生で洗礼を受けました。 大津君は、イエス様を信じて、洗礼を受けて嬉しくてたまりません。近所のお友だちを誘って、毎週教会に来ています。 心の中に、イエス様をお迎えする時に、美しく輝くことが出来るのです。

 

 あるミッション・スクールでの話しです。 あるお母さんが、校長先生のところに行って、こんな質問をしたそうです。「あなたの学校では、美しい生徒さんばかりを入学させておられますの?」「どうしてですか?そんなことはありません。どのような聖徒でも歓迎しております。」「でも、あなたの学校の生徒さんが、美しいのはどうしてですか?」 校長先生はこう答えました。「私たちは生徒たちに、私たちの主イエス・キリストに愛されていることを教えています。イエスへのイエス様を信じる信仰が、彼女たちに美しさをきっと与えたのでしょう。」 すると、このお母さんは、こう言いました。「私自身は仏教徒です。ですから、本当のことを言うと、娘にはクリスチャンになってほしくないと思っています。けれども、私の娘の顔が、この学校の生徒のようになってほしいと願っています。ですから、娘をあなたの学校に入学させたいと思っています。」

 

 本当の美しさは、私たちの心にあります。私たちの心が、イエス様によってきよめられ、輝く時、必ず私たちの姿や生活にもあらわれてくるのです。 エステルのように美しい人にさせていただきましょう。
 エステルが、神様を信じ、従って美しく輝いたように、私たちもイエス様を信じて、心から美しい輝く人にさせていただきましょう。

 

(2)エステルの信仰

 エステルペルシャという外国にいましたがは、ユダヤ人のおじさんモルデカイから、いつも本当の神様のことを聞いていました。そして、エステルは、心から神様を信じ、従っていました。そのような、エステルでしたから、誰からも愛されて、信頼されていたのです。 神様は、エステルのように、神様を信じ、従う人を祝福してくださいます。
 正男さんの話しをします。 正男さんは、どんな時にも神様を第一にする人でした。神様は、そのような正男さんを祝福してくださって、会社では大きな責任のある立場を任せられました。 ある時、正男さんの会社に、あるアメリカの大きな銀行から仕事がきました。数億円の仕事で、これは、正男さんの会社にとって、大きな大切な仕事でした。Mさんが、その責任者になって、相手との交渉はうまく進んでいきました。                                                                       そんなある日のことです。相手のアメリカの人が、正男さんをゴルフに誘ったのです。ところが、その日は、神様を礼拝する日曜日だったのです。 どんな時でも、神様を第一にするのが、正男さんの信仰でした。 けれども、もし、ゴルフを断ったら、仕事が駄目になってしまうかも知れません。しかも、それは数億円の大きな仕事です。正男さんは神様に祈りました。 そして、決心をしました。「よし、ゴルフは断ろう。仕事は駄目になっても良い。後のことは神様にお委ねしよう。」 正男さんは、相手のアメリカの人に言いました。「すみませんが、私はクリスチャンです。日曜日は、神様を礼拝する日なので、ゴルフに行くことは出来ません。他の日なら、いつでも喜んで行かせていただきます。」 それを聞いた相手はどうしたと思いますか?

 ①怒った ②泣いた ③感動した 答えは、③です。 その人は言いました。「オー・アイム・ソーリー。私の方こそすみません。あなたの信仰は素晴らしいです。」 相手の人は、正男さんが神様を第一にしていることを知って、ますます、信頼してくれるようになったのです。 神様は、神様を信頼し、忠実に従う人を祝福してくださいます。
 エステルが、モルデカイに教えられた神様に、心から従っていったように、私たちも神様を信じ、忠実に神様に従っていくならば、必ず神様は祝福してくださいます。
最後にもう一度17節をお読みしましょう

「王はどの女にもましてエステルを愛し、エステルは娘たちの中で王の厚意と愛に最も恵まれることとなった。王は彼女の頭に王妃の冠を置き、ワシュティに代わる王妃とした。」

 


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Illustration by c-awase