11/13 ファミー礼拝

「王妃エステルの勇気」エステル7:1~4

みなさんは、突然王様のお嫁さんになったらどうしますか? そのような人生をシンデレラストーリーと言うそうですが、そのようなことが、本当に起きたらどうしますか? 王様のお妃様ですから、どんなきれいな服でも着ることが出来ますし、美味しいご馳走が毎日食べられます。そして、最高の部屋に住むことができるのです。 先週は、エステルが、ペルシャ王のお妃様になった話しをしました。 でも、エステルには、大切な使命がありました。それは、ペルシャで苦しんでいるユダヤ人たちを救うことでした。

その頃、ペルシャの悪い大臣のハマンが「ユダヤ人を皆殺しにしなさい。」という恐ろしい命令を出したので、ユダヤ人たちは毎日心配して生活をしていました。 王様のお妃になったエステルもユダヤ人です。エステルは、育ての親のモルデカイに頼まれて、ユダヤ人たちを助けるために、お願いに行くことになりました。 でも、それは命がけのことでした。 なぜなら、ペルシャには、呼ばれてもいないのに王様に会いに行くと死刑になるという恐ろしい決まりがあったからです。

 エステルは、神様にお祈りをしました。「神様、どうぞ、お守りください。王様がわたしの願いを聞き入れて、ユダヤ人かが殺されないように助けてください。」 いとこのモルデカイも、国中のユダヤ人たちが、三日三晩、断食をして一生懸命に祈りました。
 いよいよ、王様に会いに行く日が来ました。 エステルは一番きれいな服を着て、王様の庭に立って待っていました。 王様が、エステルに会うことを許してくれなければ、殺されてしまいます。 エステルはどうなるのでしょうか。 王様が、王様の庭にやって来てエステルにだんだん近づきました。そして、王様は機嫌良く「どうしたのか。何か欲しいものでもあるのか。」と言いました。 エステルはホッとして答えました。「王様、よろしければ今日、ハマンといっしょにパーティーにお越し下さい。」

 王様は、エステルの願いを聞き入れて、ハマンといっしょにパーティーに来てくれました。 エステルは、またお願いして「明日もパーティーをしますから、ハマン大臣といっしょにいらしてくださいませんか。」 ハマンは二度も王妃のエステルにパーティーに招かれてご機嫌です。 その時に、ハマンの心の中に、悪い思いが浮かびました。「このパーティーに、大嫌いなモルデカイがいなければ良いのに。」そう考えた、ハマンは、モルデカイを処刑するために、高い柱を準備しました。
 次の日のことです。 エステルは、パーティーのために美味しいご馳走をたくさん用意しました。約束通り、王様は大臣のハマンを連れてきました。ハマンは、王妃エステルのパーティーに招かれて嬉しくてたまりません。 その時に、王様はご馳走を食べながら、ニコニコして言いました。「エステル、何が欲しいのかね。どんな願いでもかなえてあげるよ。」 エステルは、王様の顔をじっと見て、お願いしました。「王様、わたしの国の人たちが殺されそうなのです。どうぞ助けて下さい。」 王様はビックリして尋ねました。「そんな恐ろしいことをするのは、どこのだれだ~。」 その時です、エステルは、ハマンを指さして言いました。「ここにいるハマンです。」

 ハマンは、真っ青になって、ブルブル震えました。 腹を立てた、王様は、ハマンがモルデカイを処刑にするために立てた、柱にハマンをはり付けにして処刑にしたのです。
 エステルは、王様にお願いしました。「ハマンが王様の名前を使って出した『すべてのユダヤ人を滅ぼすように』という命令を取り消してください。」                                                王様は、、ユダヤ人がひどい目にあうことがないように、新しい命令を出しました。 そして、ハマンの代わりにモルデカイが新しい大臣になりました。

 エステルのために祈っていたユダヤ人たちに、この知らせが届きました。みんな大喜びです。神様が守って下さったことを心から感謝しました。                  そして、このことを忘れないように、ユダヤ人たちは、新しいお祭りをすること決めました。 「プリムの祭り」というお祭りです。ユダヤ人にとって大切なお祭りで、今でも、イスラエルでは、プリムの祭りを行い、その日には、この「エステル記」が朗読されているそうです。 このお話しから、2つのことをお話ししたいと思います。

 

(1)神様の守り

 エステルは、「ユダヤ人を助けて下さい。」と王様にお願いに行く決心をしました。 でも、それは命がけのことでした。ペルシャではお妃でも、呼ばれていないのに、王様の部屋に行くと、死刑になってしまう決まりになっていたからです。 けれども、もし王様がその人を見て、手に持っている金のしゃくを伸ばせば、その人は赦されて、王様のそばに行くことが出来るのです。 「神様、どうか勇気を与えてください。そして、ユダヤ人たちを助けてください。」とエステルはお祈りをしました。そして、王様の部屋に続く庭に入っていきました。  エステルはいったいどうなったのでしょうか。エステル5:2(P768)王は庭に立っている王妃エステルを見て、満悦の面持ちで、手にした金の笏を差し伸べた。エステルは近づいてその笏の先に触れた。  王様は手に持っていた金のしゃくをエステルの方に伸ばしたのです。それは、エステルが王様の庭に入ってきたことを許すというしるしです。 神様が、王様の心を動かして、エステルの命を守ってくださったのです。  私たちが、神様に祈る時、神様は私たちを守ってくださるお方です。
 1950年6月25日、突然、朝鮮戦争が起こり、多くの人々が命を失いました。 朝鮮半島は、38度線で二つに分かれて、戦争をしていました。 その時に、連合軍の一兵士が敵の銃弾に打たれて倒れてしまったのです。出血多量で早く治療をしなければ、命を失ってしまいます。ところが、それがわかっていても、次々に鉄砲の弾が飛んでくるので、みんな恐くて助けることが出来ませんでした。 ところが、そんな時、防空壕のなかで、しきりに時計を時計を見ている一人の兵士がいました。やがて、時計の針が9時をさすと、彼は勇気をふりし掘って防空壕を飛び出しました。そして、敵の鉄砲の玉も恐れずに、負傷兵のところに行き、救い出したのです。 後で上官が、「どうして9時まで待ったのか。」と尋ねると「僕が出征する時、お母さんが、毎日9時になったらお前のために祈るからと言ったからです。」と嬉しそうに答えたそうです。
 彼は、戦場の中で、母の祈りによって勇気が与えられて、一人の負傷兵を助けたのです。 神様は、私たちの祈りを聞いて、私たちを守ってくださるお方です。 私たちも、家族のために、友人のために、また教会の神の家族のために、お祈りをして、勇気を持って福音を延べ伝えましょう。


(2)エステルが望んだもの

  エステル7:1~2(P770)

「王とハマンは、王妃エステルの酒宴にやって来た。この二日目の日も同様に、ぶどう酒を飲みながら王は言った。「王妃エステルよ、何か望みがあるならかなえてあげる。願いとあれば国の半分なりとも与えよう。」
 エステルが、パティーを開いた時、王様は喜んで、「王妃エステルよ、何か望みがあるならかなえてあげる。」と言いました。      

 その時に、エステルは何を望んだでしょうか。①世界一輝く宝石 ②世界一豪華な家 ③世界一美味しいご馳走 ④ユダヤ人たちの命 答えは④です。

4節「王よ、もしお心に適いますなら」と王妃エステルは答えた。「もし特別な御配慮をいただき、私の望みをかなえ、願いを聞いていただけますならば、私のために私の命と私の民族の命をお助けいただきとうございます。」

  エステルは、王様に何でも願いをかなえてあげると言われた時、命がけで、イスラエルの人々の命を助けて下さいと祈りました。               

 これは、イエス様の祈りと同じです。 イエス様は、十字架上で、亡くなる直前に、全人類のためにとりなしの祈りをされました。

 ルカ23:34「そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」    そのイエス様のとりなしの祈りによって、私たちは、どんな罪人でもイエス様を信じるだけで、罪が赦され、神の子とされ永遠の命が与えられるのです。 私たちも、エステルやイエス様のように、命がけで、隣人のために祈り、仕える者とさせていただきましょう。

 

 シュバイツァーは、お医者さんとして、アフリカの人たちのために働いて、神様に喜ばれるたくさんの仕事をした人です。 シュバイツァーは、アフリカに行く前から、バッハという作曲家についての研究や聖書の研究でとても有名でした。また、オルガンを弾くこともとても上手で、レコードも出すほどでした。 ところが、30才になった時、シュバイツァーは、そのようなみんなが褒めることを捨てて、これからお医者さんになる勉強をし直して、アフリカに行くと言いだしたのです。 シュバイツァーの友達は先生に言いました。「先生、彼に何とか言って上げてください。医者になってアフリカの罪人のところに行くのは、他の人でも良いでしょう。彼には、素晴らしい才能があるのです。」オルガンの先生も同じ気持ちでした。 そのことをシュバイツァーに伝えると、彼はこう言いました。「神様が行けと行っているのです。誰にとどめることができましょうか。」そのようにして、シュバイツァーは、病院のないアフリカの人々を愛して、お医者さんとして働くようになったのです。 シュバイツァーは、自分の願いや欲しいものを求めたのではなく、神様が自分に何を願っておられるのかを聞いて従いました。

 

 今日は、ユダヤ人のために命がけで、王様にお願いをしたエステルのことをお話ししました。 私たちは、お祈りをする時、神様にたくさんのお願いをします。 でも、神様がわたしたちに何を願っておられるかを聞いているでしょうか。神様の御声を聞いて、勇気をいただいて、神様を第一に従う者とさせていただきましょう。

今週の礼拝メッセージはこちらからご覧いただけます。↑

礼拝案内

 

ホサナ(教会学校)

毎週日曜日   8:45〜

 

主日礼拝 Worship

毎週日曜日 10:15〜

 

夕拝 Evening worship

毎週日曜日 16:30〜

集会案内

 

フィリア手話の会

毎週火曜日 11:00〜

 

キッズブラウン英語教室

毎週土曜日   8:45〜

                       9:35〜

毎週木曜日 16:00~

 

祈り会(昼)

毎週水曜日  10:30〜

 

祈り会(夜)

毎週水曜日  19:30〜

 

WE LOVE YAMAGATA
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Illustration by c-awase