ファミリー礼拝 3/4

「互いに足を洗いなさい」ヨハネ13:1~15

みなさんは偉くなりたいと思ったことがありますか。「あれ取って」というと召使いがやって来て、「ハハ~」と言って取ってくれたり、「おもちゃ片付けて」と言うと「ハハ~」と言って片付けます。こんな風に王様みたいに何でも言うことを聞いてくれたら気分が良いかもしれません。 でも、威張ってばかりいたらどうですか? みなさんは、威張っている人が好きですか?威張ってばかりで偉そうにしている人は好きになれません。 イエス様は、どうだったのでしょう。イエス様は、王の王主の主と賛美されています。その通り、どの王様よりも、どの神々よりも素晴らしい、王の王主の主です。でも、イエス様は威張っていたでしょうか。そうではありませんでした。どんな人にも優しくて心から仕えるお方です。

今日の中心の御言葉は、14節です

「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。」
  イエス様が、十字架に架かられる前に、最後の晩餐が行われました。そこには、バンとぶどう酒が用意されていました。その弟子たちとの最後の食事の席で、イエス様は、弟子たちへの心からの愛を示されたのです。

 イエス様は、その食事の席で突然立ち上がられると、上着をぬいで、手ぬぐいを腰にかけました。そして、たらいに水を入れると、弟子たちのよごれた足を洗い、手ぬぐいで拭き始められたのです。 そのころのユダヤでは、サンダルのような靴を履いていたので、外から帰ってくると、足が真っ黒に汚れていました。それをきれいに洗うのは召使いの仕事でした。 ところが、この時は召使いがいなかったので、弟子たちはみんな汚れたままでいたのです。 そこで、イエス様が召使いのする仕事をなさったのです。弟子たちは、イエス様が自分たちの足を洗われたので、本当に驚いてしまいました。

 イエス様は、弟子たち一人一人の足を洗われました。そして、ペトロの番になると、ペトロは、自分の足を引っ込めました。「主よ、あなたがわたしの足を洗ってくださるのですか」するとイエス様は。「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」とお答えになりました。それでも、ペトロが、「わたしの足など、決して洗わないでください」と言うと、イエス様は、「もしわたしがあなたを洗わないなら、あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」とおっしゃいました。それなら「主よ、足だけでなく、手も頭も。」とペトロが言うと、「その必要はありません。」と言われ、足だけを洗われました。

 弟子たちみんなの足を洗われると、イエス様は席に戻りました。そして、こうおっしゃったのです。14節「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。」  一番偉い、イエス様が、威張らないで、みんなが嫌がる仕事を進んでしてくださいました。そして、どんな人も好き嫌いしないで、親切にしてくださいました。イエス様は、十字架を前にしても、心から弟子たちに仕えられたのです。 この時、弟子たちは、誰が一番偉いのかということが気になっていました。でも、そんなことよりももっと大切な事があることを、イエス様は態度で示してくださったのです。 弟子たちは、イエス様と全く逆のことを考えていたのです。 でも、イエス様が、十字架に架かられ、よみがえられてから、イエス様の言葉の意味が良く解りました。そして、イエス様をお手本にして、互いに愛し合い、仕えあうようになったのです。 私たちも、イエス様が教えてくださったように、お友だちや周りの人たちに親切にして、自分から進んで人に仕える人になりましょう。
今日は、この御言葉の中から、二つの言葉を心に留めたいと思います。


(1)愛し抜かれたイエス様

1節「さて、過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。」 

 ここに「世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。」と書かれています。 この御言葉は、本当に素晴らしい御言葉です。 私たちは、人を愛することはできます。しかし、愛し抜くと言うことは大変な事です。もし、人を愛して、裏切られたらどうでしょう。もう、愛することができません。それどころか、相手を嫌いになったり、人間不信になってしまいます。 ところが、イエス様は、裏切られても、裏切られても、裏切られても、愛し抜かれたのです。この時、イエス様は、12人の弟子たちの足を洗われました。その中には、イエス様を銀貨二十枚で売ってしまうイスカリオテのユダもいました。また、イエス様が捕らえられたとき、三度も「わたしは知らない」と言ってイエス様を裏切ったペトロもいました。また、この弟子たちは、イエス様が十字架につけられたとき、みんな裏切って逃げてしまったのです。 そんな弟子たちなのに、それでも、そんな弟子にもかかわらず、イエス様は弟子たちを愛し抜かれたのです。 その愛が、この十字架にあらわされています。イエス様は、自分を憎み、十字架につけてしまった人たちをも愛して、愛し抜かれたお方です。この十字架を見上げて、神様の恵みの中を歩ませていただきましょう。
 そして、弟子たちを愛し抜かれたイエス様は、私たちをも愛しておられます。どんな失敗をしても、どんな罪を犯しても、たとえ何度イエス様を裏切ったとしても、イエス様は、あなたのことを愛し抜いてくださるお方です。
 ヨハネは、愛の人と呼ばれていますが、エウセピエスという人の書いた教会史によると、ヨハネは、パトモス島に流された後、釈放され、アジアを巡回して教会を建てあげる働きをしました。 ある教会に、優秀で暖かい青年がいました。彼の豊かな賜物を見て、ヨハネは彼をリーダーとして立てて、教会で奉仕させました。彼の活躍ぶりを見て、ヨハネは安心して次の町に移って行きました。 何年か経って、ヨハネは様子を見るために、あの青年の牧会する町に行ってみると、彼は教会にいませんでした。彼は、あれからしばらくして悪い青年たちに誘惑されて、次第に悪いことに手を出すようになってしまったのです。もともと大胆な性格であった彼は、悪いことにも大胆になって、しまいには、剣を持った盗賊団のリーダーになっていたのです。 それを知ったヨハネは、衣服を裂いて、自分の体を打ち、自分が彼を支えられなかったことを悔いました。 ヨハネは、それからその青年を訪ね歩き、とうとう彼を探し出しました。ヨハネを見た彼は、自分を恥じて、その場から足早に逃げようとしました。ヨハネは全力で彼を追いかけてこう言いました。「子よ、なぜ私から逃げるのか。私はおまえの父ではないか。お前には希望がある。お前のために、私はキリストにとりなそう。必要なら主がお前のために死んでくれたように、私もお前のために命を与えよう。」  彼は、その場で泣き崩れ、手に持っていた剣を落としました。ヨハネは、道ばたで彼のために祈り、口づけをしました。 ヨハネは、それから断食をして、青年のためにとりなし続けるようになりました。 それから、この青年は、心から悔い改めて、大きく主に用いられるようになったのです。
 ヨハネの中にある、十字架の愛が彼を変えたのです。  「世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。」  このイエス様の愛に満たされて、私たちも人を愛する者とさせていただきましょう。


(2)イエス様のように、互いに足を洗うこと

14~15節

「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」

  イエス様が、弟子たちの足を洗われたのは、弟子たちに模範を示すためでした。 この時、弟子たちは、誰が偉いのかということを論じ合っていました。 そのように、今のこの世の中の人は、「誰が偉いのか。」ということを考えて、立身出世をしようと頑張って生きています。 しかし、イエス様は、そのような頑張って登りつめるような生き方ではなく、心から人を愛し、人に仕えることを望んでおられるのです。   このこともイエス様の十字架に現されています。 イスラエルの人たちは、ずっと救い主を待ち望んでいましたが、その救い主というのは、権力のある王様で、力で今支配しているローマ帝国をねじ伏せてイスラエルを救い出してくれると勘違いをしていたのです。 ところが、イエス様は、全人類の救いの業を、十字架で成し遂げられました。十字架は、この世で一番悪いことをした人が、処刑にされる、一番低い所です。その一番低い所にまで降りて下さって、イエス様は、私たちに対する愛を示してくださったのです。 そして、私たちにも、その愛によって、互いに愛し合い、互いに仕え合いなさいと、模範を示してくださったのです。
 今年も、5月4日~5日まで、山形MEBIGセミナーが行われ、内越言平先生の息子の内越 努先生が講師としてきてくださいますが、内越言平先生のためにお祈りください。 最初は、大腸ガンだと言われていましたが、ガンが体全体に転移して、余命2ヶ月と言われています。神様が、速やかに癒やして下さるようにお祈り下さい。 その内越言平先生が、去年の受難週に、山形南部教会を訪ねて下さいました。 私たちは、仕事を終えて、牧師館に帰っていたのですが、言平先生が、「今、教会の前にいます。」というお電話をいただいて、すぐに、教会に戻りました。 すると、先生ご夫妻とスタッフの方がおられて。被災地にある教会を回られておられるということで、私たちの教会を訪ねて下さったということが解りました。教会の中にお通しすると、これ献金ですと多額の献金を教会にして下さいました。 そして、「先生」、お願いがあるのです。」とおっしゃるのです。「はい、先生のおっしゃることなら何でもさせていただきます。」と言うと、「先生、今週は受難週でしょ。だから、先生の足を洗わせて下さい。」とおっしゃるのです。「とんでもありません。」と言ってしまいました。あのペトロの気持ちがよく分かりました。 すると、先生はもう洗面器もお湯も用意しておられ、洗面器にお湯を入れて、私の足を洗って下さったのです。その間、奥さんのたえ子先生は、先ほど歌った、「今度は僕が」をそばで歌って下さいました。 そして、すぐに、もう次に行かなければなりませんからと言って、出かけられたのです。 その時に、イエス様が、弟子たちの足を洗われて模範を示されたように、言平先生から身をもって、足を洗うこと、仕えることの大切さを教えていただきました。
14~15節

「ところで、「主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」
 イエス様が、弟子たちの足を洗われたように、私たちも、互いに足を洗い合いましょう。互いに愛し合い、互いに仕え合って、イエス様の御心を行わせていただきましょう。

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コメント: 17
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